旭塚古墳 現地説明会

古墳時代終末期巨石墳・竜山石(たつやまいし)検出
旭塚(あさひづか)古墳とその周辺
確認発掘調査の成果と説明のひととき

2007年11月17日(土)午後2時〜4時
芦屋市教育委員会(生涯学習課文化財担当)

※このページの文、図は、すべて当日配布の現説資料からの転載です。


1.竜山石切場で見られる層状構造。高砂市米田町島。

2.竜山石切場に見られる黄褐色風化。露頭の上部から及び節理に沿って黄褐色化が進んでいる。高砂市米田町島。

3.竜山石切場に見られる赤色脈。赤色脈は不規則に入っている。高砂市竜山、伊保霊園。

4.ガラス質結晶凝灰岩(ハイアロクラスタイト)。D2021647。

5.緑色流紋岩片の目立つ火山礫凝灰岩(ハイアロクラスタイト)。TATSU1。

6.白色流紋岩片の目立つ火山礫凝灰岩(ハイアロクラスタイト)。TATSU-8

7.白色流紋岩片の目立つ火山礫凝灰岩(ハイアロクラスタイト・黄褐色化)。TATSU−9

8.白色流紋岩片の目立つ火山礫凝灰岩(ハイアロクラスタイト・赤色化)。TATSU-45B

火山礫凝灰岩(ハイアロクラスタイト)。HYG-306
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※4〜8は、岩石を切断研磨し、透明ラッカーで塗布した面を写真撮影したもの。岩石採集地点は、第24図および第2表を参照。

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ハイアロクラスタイトの生成過程です。

「竜山石」と一口に言いますが、実に多くの種類に分かれます。

(高砂市文化財調査資料から引用)
[先山徹 2005から]

高砂周辺岩石の形成過程モデル
図1
マグマ溜り上部に無数の割れ目ができ、大規模な火砕流が発生する。
図4
流紋岩溶岩が噴出し、局縁部では自破砕溶岩やハイアロクラスタイトが形成される。竜山付近の岩石が形成。
図2
マグマ溜りに空洞ができ,上部が陥没してカルデラができる。カルデラ内部は火砕流堆積物によって埋められる。加西市長付近の火山礫凝灰岩形成。
図5
マグマ溜りが上昇・貫入し固結して花崗岩となる。加古川市志方付近の花崗岩類形成。
図3
カルデラ内部に湖ができ、湖底には砂・泥・礫が退席する。加西市高室付近の地層形成。
図6
浸食によりカルデラの外形は失われ,各岩石が地表に顔を出す。

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竜山石は、多くの大王墳や大首長墓に石棺材として運ばれました。

(●は阿蘇ピンク石製石棺を出土した古墳『発掘された埴輪群と今城塚古墳)』
石棺材の産地と阿蘇ピンク石製石棺の分布

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竜山石のふるさとー播磨のブランド石

兵庫県内の白亜紀〜古第三紀火成岩類

高砂市周辺の地質図(兵庫県(1996)を一部改編)

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