井出寺跡

2005年2月6日(日)

じやま
地山
人の手が加わっていない自然の基盤土層。
きだん
基壇
建物の土台。寺院や宮殿など、瓦葺の大型建築物の重量を支えるために築かれた盛土
ぎょうかいがん
凝灰岩
堆積岩の一種。加工がしやすく基壇の化粧などにもちいられていた。
そせき
礎石
柱の台石。自然石を利用したものや加工したものがある。寺院や宮殿など、瓦の使用や建築物の重量が大きくなってから出現した。
そせきすえつけあな
礎石据付穴
礎石を据える際に基壇を振り込んだ穴。
ねいし
根石
礎石の下に礎石を安定させるために、敷いた栗石。
かいろう
回廊
寺院や宮殿などの伽藍堂・祭場を囲む長い廊下。
がらん
伽藍
寺院を構成する建物などの全体を指す。伽藍配置は寺院における堂塔の配置様式のこと。時代や宗派によって一定の様式がある。
たるき
種(垂木)
軒を構成する主要部材で、棟から桁へと斜めにかけわたされて屋根を支える部材
たるきさきかわら
棒先瓦
極の先端を飾る瓦。極の小口の形に応じて円形、方形などがあり、日本では飛鳥時代からつくられた。
ゆうやく
釉薬
うわぐすり。素地の表面を覆うために用いる不透性でガラス質の材料。陶磁器の吸水性を防止するとともに、装飾的な要素として施される。
さんさい
三彩
施釉陶器などで、褐色、藍色、緑色の鉛釉により低火度焼成によって色のつけられたもの。二色の場合は二彩ともいわれる。